【大公開!!!】令和6年度 教員採用試験の面接対策 新卒合格の面接ノート

こんにちはしろです。

今日は自分が大学生の時に面接の対策として作成した面接ノートを大公開しようと思います。
ちなみに私はこの面接ノートのおかげで現役合格を果たすことができました。

そして次の採用試験から6月になりますね。早い段階から準備しておくと合格に近づくこと間違いなしですね!

これを読んだみなさんが教諭として授業している姿を想像して,この記事を書いています。

これを読めば絶対に合格できると言うものではありませんが,皆さんの力に少しでもなれればと思います。

こんな人におすすめ

・教員採用試験を受験予定

・教員採用試験を受けたがうまくいかなった。

・教員として働いていて初心を思い出したい。

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Contents

面接のポイント

自分の軸を一つ決めること

突然ですが,あなたが教師として最も大切にしたいことはなんですか?

この軸を元に面接ノートを作成していきます。

イメージとして,これがあなたの面接の幹となる部分です。

それぞれの質問への回答はこの幹から生えている枝だと考えてください。

幹がブレてしまうと,面接で聞かれる様々な質問への回答の方向性が決まらず,説得力のない回答をすることになります。

ゆくゆくはそれが低評価へとつながるのです。

ちなみに,私の幹は

自分を大切に,また他者を大切にできる児童を育てること

です。

面接はシミュレーションしたものがち

教員採用試験の面接は,企業の面接と違い,

聞かれることの幅がとても狭いです。

つまり,練習して慣れれば,当日練習通りに答えるだけで良いのです。

たまに「話すのが得意」などというよくわからない自信で練習しない人がいますが,

しろ的にはそれはナンセンスです。

面接の対策をすることで,合格は確実に近づきますし,自分がどんな教師になるのかという

自分を見つめる機会にもなります。

各自治体の大切にしていることを盛り込む

いくら自分の教育観をしっかりと持っていてもそれが

各自治体の目指している教育のあり方とずれていては合格から遠ざかってしまいます。

まずは,自分が受験する地区の教育方針や教育ヴィジョンを確認してみてください。

 

つまり,どんな教師を目指すかというのにもある程度の模範解答があるわけです。

ツッコミどころをつくる

面接官が深掘りしやすいようにあえて曖昧な言い方をしたりもしました。

ただし,全てが曖昧すぎると逆効果ですので,具体例を入れつつ行ってください。

面接の形式

次は面接の形式についてです。
早く,面接ノート行けよというツッコミがあるのは百も承知ですが,
敵を知らないことには,戦はうまくいきませんからね。

多くの自治体が

面接官3人 対 受験者1人

だと思います。

私の受験した自治体では面接官3人が順番に質問してきました。

 

向かって右に座っている面接官から事前に提出した書類を掘り下げる質問

 

真ん中の面接官から,プライベートや過去の経験に関する質問

 

左の面接官から,場面指導に関する質問

でした。

ちなみに場面指導に関する質問はいわゆる圧迫面接でした。

面接ノート

面接ノートと言っても想定した質問にどう返答するかをワードにまとめていました。

ここでは,見やすさを重視して質問と応答,ポイントに分けて解説していきます。

 

志望動機を教えてください

私は自分を大切に,他者を大切にできる温かい児童を育てたいと思い教師を志望しました。教師を志望したきっかけとしては小学校の担任の先生の影響があります。その先生は私にたくさんの愛情と,学校の楽しさを教えてくれました。自分が病気で入院し学校に行けなくなったとき,毎日のように病院に来てくれ,自分のために涙を流してくれる先生を見て,自分もこんな人間味のある教師になりたいと思いました。私は子どもたちに自己肯定感を与え,毎日学校に行きたいと思える学級を作ります。自分が関わるすべての子どもを必ず伸ばし成長させます。

 point

 

・志望動機ではどんな児童を育てたいのかをまず述べる。

・過去の先生のきっかけは長々と話さない。

・最後は自信を持って言い切る。

小学校全科はこれ一冊で十分です。
おすすめの参考書

 


(志望動機であなたが話した)自己肯定感を与えるために何をしますか。

ほめる(過程をほめる。ノートを掲示する。)
名前を1日1回呼ぶ。
授業で聞いている児童に反応させる。
はなすこと聞くことのルール
児童の名前を一日に一回は呼ぶ

 point

 

・面接では一つのことをさらに掘り下げられる。どこを掘り下げられるかを予想し,それに対する答えを2つ以上準備する。

 


(志望動機であなたが話した)早く学校に行きたいと思える学級にするためにどうするか。

・楽しみをつくる(先生の話,クラス遊び,誕生会,給食の牛乳を使っての乾杯)
・達成感のある授業(めあてからまとめまでの一本の軸,板書で思考の過程の視覚化)

 

 point

 

・さらに掘り下げられるように( )の中のことも小出しにして答えます。


 

どんな教師になりたいか

確かな専門性と豊かな人間性を兼ね備えた教師です。
わかりやすい授業を通して児童の学力を最大限伸ばし,児童理解を通じて児童に自己肯定感を与えます。

(さらに)児童理解する必要性
良い授業,良い指導をするには児童のことをよく知る必要がある。愛情を持って接し,朝学活の前や休み時間などなるべく多くの時間を児童と共に過ごす。

 point

 

・『確かな専門性』と『豊かな人間性』と言う言葉は文科省や特定の自治体で多く使われていたワード

・欲しい人材を把握している,勉強してきたことをアピール

教職教養のおすすめの一冊です。
これ一冊やるので十分!!!!!



教師に必要な資質は何か

私は教師に必要な資質は大きく3つあると考えます。
1つ目は児童への絶大な愛情です。
児童への愛情は教員として欠かせないものであると考えます。愛情があるからこそ児童の良いところを褒め,悪い行いがあれば児童のことを考えた指導ができます。児童を成長させたいという思いは愛情から生まれると考えます。
2つ目は学び続ける態度です。
児童が毎日学んでいるのと同じように私自身も日々進化していかなくてはなりません。現在は教育ボランティアや教育新聞から学んでいます。教師になってからも校内外の研修に積極的に参加し教材研究や児童への指導を改善し続けます。常に自分を見つめ直し児童と共に成長していきます。
3つ目はコミュニケーション能力をはじめとする人間性です。
常に模範となれるようにし,高いコミュニケーション能力で児童,保護者,地域の方々,教職員で連携を図ります。

 point

 

・二つ目の学び続ける態度は,受験自治体が出していたもの。

・自分にこれらの資質があることを具体例を出してアピール。

 


教職の魅力は何か

教職の魅力は児童の成長を近くで見届けることができるということにあると考えます。アシスタントでは担任の先生と協力して算数が苦手な児童の指導に当たることで少しづつ児童の苦手意識を改善できました。5年生の3学期にある割合のテストでは,その児童は100点を取ることができ,児童の成長を間近で感じました。

喜怒哀楽を共にできること
教育アシスタントをさせてもらっていたとき児童が開脚前転ができるようになった。子どもが喜ぶ以上に自分も嬉しい気持ちになった。

 point

 

・可能な限り具体例を挙げられるようにする。

・他の受験者との差別化を図る。


教職の専門性とは何か

学力だけでなく児童の心を育てることです。例えば児童の発達段階に応じて適切なタイミングで適切な指導をするということです。小学校に実習に行った時,クラスの決め事をする際に自己中心的な言動をとって物事を進めようとした生徒がいたので担当教員の先生にこのままその子に任せておいていいのかと聞くとその先生が『今指導をしたとしてもその生徒の成長に繋がらない,その生徒が周りの反応などから少し気付き出したときを待って一緒に考える手伝いをする』と話していました。このように児童の成長につながる指導の積み重ねが心を育てるということで,教職の専門性であると考えます。


 

良い教師,悪い教師とは

良い教師は児童の将来を見据えた指導ができる教師です。例えば,算数の授業で公式を教えるだけではなくなぜその公式が成り立つのか,どうしてその公式を使うのかなど問題を解く能力ではなく思考力をそだてます。また日常生活でも何かあった時にその事に対してだけ指導するのではなくその背景にある考え方や理由というものに目を向けて指導していきます。
児童への指導
悪い教師は良い教師とは逆に目の前の事象にしか目を向けない教師であると考えます。また授業をこなすだけの教師。教師は児童に自分で解決するための力を身につけさせる必要がある。


 

信頼される教師とは

信頼される教師とは安心感があり任せることができる教師である。
子どもからの信頼
子ども一人一人と一対一で正面から向き合い,授業だけでなく朝の会の始まる前や休み時間など多くの時間を児童と共に過ごし積極的に関わります。毎日一回以上クラスのすべての児童と話すということを心がけます。自分を見てくれているという安心感を児童に与えることは信頼につながります。
保護者からの信頼
一番はコミュニケーションをとるということです。連絡帳で済む内容は電話をし,電話しなければならない内容なら家庭訪問を行います。何かあれば,すぐに駆けつけ保護者と話をする。それが信頼へとつながると考えます。また,可能な限り,多くの学級通信を出します。ホームページの更新も行います。学校の様子を可視化することで不安感が取り除かれそれが信頼へと繋がります。
職員からの信頼
職員室でも多くのコミュニケーションを取るように心がけます。机の上にはものを置かず話しやすい雰囲気を作ります。自分から自己開示を行い,可能な範囲でプライベートな話もしたいと思います。

 point

 

・3観点から話す。(対児童,保護者,職員)

・保護者との関係性が重視される今丁寧に答えたい

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学校(教育)の使命とは

児童の可能性を伸ばすこと。
全ての児童は可能性の塊であり,この無限の可能性の十分に伸ばせるような場や環境を整えます。


 

これからの時代の教師に求められるものとは

新しい知識や技能をどん欲に吸収し,時代の変化に対応できる能力。
社会が変化し続ける中で常に学び続け,次代を担う児童を育てます。


あなたの長所と短所は何か

長所は人間関係を形成する力にあると思っています。
ジュニアコンテストや,バルスタイルのアルバイトでコミュニケーションについてたくさんのことを学習しました。中でも私は話の聞き方を大切にします。児童,保護者との人間関係はもちろんのことですが,同僚や先輩教員の方との良好な人間関係を築くことにも繋がります。
短所は慎重過ぎることです。ミスがないか,見落としていないか何度も振り返って考えることが多いので作業などを行う際にも時間がかかってしまいます。これを補うため大学ではレポートや実験など優先順位を考え計画を立てることを意識していました。教員になってからもこれを続けていきます。

 point

 

・短所では,教職業務に支障がないものをあげる。

・短所の中で,さりげなく長所になるようにアピールする。


座右の銘は

自画自賛できない絵は描くな
・自信を持てるように努力すること
・後ろめたい気持ちや中途半端になるようなことはしない


友だちの中でのあなたの役割は

取りまとめ役が多い
今まで生徒会長や学級委員,キャプテンなどとりまとめ役が多いです。
友人と遊びに行く際にもみんなの意見が反映されるように計画や提案を行ってきました。また悩みの相談を聞くことも多いです。自分の意見を述べることよりその人の悩みに寄り添い,共感的に話を聞くことを大切にしています


自分のどのような点が教師に向いているか

1つ目は児童の変化に早く気付くことができる点。(実習では,毎朝小学校の昇降口で挨拶)
2つ目は他者と良好な人間関係を構築することが得意な点。(アルバイトの経験)
3つ目は責任感が強い点です。(サークルを作った経験とこう同窓会の理事をしている)

 point

 

・どれも一つは具体的な話ができると良い。


良い教師になるためにどのような努力をしていますか

教育新聞の購読
大学で理論は学習することができますがその理論がどのように実践されているかを知ることは難しいです。教育新聞には優れた実践例が沢山掲載されており,これを読むことで今の現場でどのような授業が行われているのかを知ることができています
【実践例】
・食育カルタ(千葉)


 学級担任としてどんな学級にしたいか

学校に行くことが楽しみになるような学級にしたい。そのための方法として3つ。
1つ目は児童の自己肯定感を高める。
認める,名前を1日1回呼ぶ
2つ目は教室の環境を整える。
整理整頓,ルールづくり,差別的用語を見逃さない
3つ目は児童同士,教師と児童の関わりを増やす。
児童と遊ぶ,授業形態,誕生日を祝う


良い授業とはどんな授業か

 ワクワク感がある授業
・導入で授業のその後につながるクイズや実物
・全員に?が浮かぶような発問
・興味にあった教材

達成感がある授業
・めあてからまとめまでの一本の軸
・思考の過程の視覚化
・集中力が切れてきたら提出にこさせる


子どもたちに伝えたい言葉2つ

『感謝』
日々生活を送っていると当たり前が増えていきます。親に対して,友達に対しても感謝をすることがその人を尊重することにも繋がる。謙虚な思いを忘れずにありがとうと口で言えるように指導をしていきたい。またありがとうといわれる行動がたくさんとれるように指導する。
→教師がたくさんありがとうという
→ありがとうと言われたらシールを貼って行くなど

『挑戦』
何かに挑戦することで成功も失敗も得られる。挑戦することで努力でき,また挫折も得ることができる。失敗の経験が成長させる。何かに挑戦しようとする時すんなりといかないことが多い。そんな時に背中を押してあげられるように指導したい。
→普段の授業から間違いや失敗を恐れない環境作り


1番気になる教育問題は

いじめの認知件数が過去最大になったこと。
目に届きやすくなった,からかいやひやかしが小学校では1位。そのような小さないじめのたねやつぼみを絶対に見逃さない。教師の働きかけでいじめは9割減少させることができる。毅然とした態度で接し自分自身の言葉遣いも模範となるように心がける。
いじめは児童の心身に重大な悪影響を及ぼす。学びの場を保障するためにも安心して過ごせる温かい学級作り

 


 最近の教育ニュース

GIGAスクール構想

 point

 

GIGAスクール構想:児童に一人一台端末が与えられたR3年度導入の国の構想

R4年の採用試験ではここについての質問が多いと予想しています。

端末の利用で授業のスタイルが大きく変わります。しっかり話せるといいと思います。


 GIGAスクール構想についてどう思いますか

肯定的に考えています。一人一台端末の強みは即時共有にあると思います。従来であれば児童の考えを共有するにはノートを書画カメラに写したり,ノートを回したりする必要がありましたが,端末ではそれが瞬時に行えます。ただ,闇雲に端末を使うのではなく,児童に身に付けさせたい資質・能力を意識して効果的に使用したいです。


 新学習指導要領の要点は

なにができるかのためになにを教えるかどのように教えるか
なにを教えるか-カリキュラムマネジメント
どのように教えるかアクティブラーニング


 今の子どもについてどう考えるか

小学校の児童の6割がスマートフォンを所持しているほどの超情報化社会である。電子端末上でのやりとりが増え直接話す機会が減ったことにより児童のコミュニケーション能力が低下していると言われている。そのような児童に対して挨拶からコミュニケーションが始まることや相槌のうちかたなど,コミュニケーションを行う上で大切なことを一緒に考えていきたい。
文部科学省の新しい学習指導要領にも記載されたように対話的な学びを実践していきたい。授業の形態に応じてジグソー学習やペア学習バズ学習などを取り入れたい。


 今学校教育に最も求められていることは何か

 グローバル化が進み予測困難な社会を生き抜く人間を育成することである。グローバルカンパニーの増加(GDPに企業売り上げを加味したランキング半数がグローバルカンパニー)。ネットが普及,浸透しここにも国境はない。このような中で英語の教科化も行われる。ただ英語を話せる人材を育てるのではなく,いろいろな国の人間が集まる中でリーダーシップを発揮できたり,クリエーティブな能力を示すことができたり,人に対する思いやりや,やさしさを備えている人材を育成すること。
そのためにアクティブラーニング,ICT教育


大きな困難を乗り越えたことはあるか

ある。
病気になり入院,通常の生活は無理,厳しい食事制限,運動制限を乗り越えてこうやって夢の教員の試験を受けられること。


 今まで影響を受けた人物はいるか

最も影響を受けたのは小学校の四年の時に担任を持っていただいた先生。いつも自分のことを見てくれるという安心感と討論や百人一首大会など人と人とが関われる機会を多くつくってくれる先生であった。自分は毎日学校に行くことが楽しみになり学校が大好きであった。この先生のようになりたいと思い教師を目指した。大学生になった今この先生に追いつき追い抜かすことがこの先生への恩返し。


人と関わる上で大切にしていることは何か

相手がなにを求めているのかを考え相手の立場に立って関わるようにしている。そのために話を共感的,肯定的に聞き,その人のことを好きになるようにしている


 意見の合わない人がいたらどのように対応するか

 まずはその人がどんなことを伝えようとしているのかを考える。相手の意見を受け入れ肯定してから自分の意見を伝える。


 教員になったらなにに力をいれるか

児童理解に努める。良い授業,良い指導をするには児童のことをよく知る必要がある。朝学活の前や休み時間などなるべく多くの時間を児童と共に過ごす。中学校へ実習に行った際,生徒のことを知ろう知ろうとしすぎてうまくいかなかったことがある。その時,教頭先生に生徒理解は生徒に自分を理解してもらうことから始まると言われた。そこから自分がどのような人間なのか話すように心がけると次第に中学生も心を開いてくれるようになった。この経験を生かし児童の理解に努める。


〇〇県の教育ビジョンについてどう思うか

・教育宣言「        」
・基本施策の共感できる部分と共感した上で自分にできること。

 point

・自分がしっかり勉強しているというアピールができる質問。他の受験者と差が出せるのでしっかり予習しよう


実習での経験

学んだこと
・児童と積極的に会話し,深い児童理解に基づいて指導を行うことの重要性
朝の会前の会話,放課後,連絡ノート
・教室全体を見るということ
・教材研究の大切さ
どれだけ準備しても思いがけないことが起こる。準備しすぎるということはない。
導入からまとめまでの流れの大切さ
・児童が授業を作るということ


研修が教員にとって大切なのはなぜか

・新しい時代に求められる資質と能力
教育で求められること,現場の児童は刻々と変化している。その時代のニーズを日々更新する
・教員としてのモラルの低下を防ぐ


教員の多忙化について

・ミスやぎりぎりになることを防ぐために逆算して計画を立てること。
・本当にその仕事が必要なのか考えること。教師が行うことで児童の成長や考える機会を奪っていないか
・優先順位をつける
・ICTの活用(クラウド作成によって通信や教材の共有)


ADEDの児童への対応

黒板まわりに掲示しない
先に授業の流れを説明する
座席は一番前の中央。支援員の先生いるなら前の端

発達心理学を学ぶことでADHDの児童理解に!!!
合わせて読みたい↓
教師のための学校で使える発達心理学

 

 


小学生に読ませたい本は

「空想科学読本」などの科学検証シリーズ,雑学や日常生活に役立つ知識をまとめた本。子どもの発想や知識を増やすだけでなく,新たな分野にも興味を持ってもらいたい。

キャプテン翼の日向小次郎は,ピストルの弾丸の3倍ものスピードでボールを蹴ったことになる。あまりにも恐ろしい中学生だ。足がボールに触れてから蹴り出すまでに,ボールを動かした距離が20㎝だったと仮定すると,小次郎のキック力は120t。翼くんが見せたプレーのなかで,筆者がもっともすごいと確信するのは,小学生のときに全日本少年サッカー大会で優勝を決めたシュートである。
キーパーをかわして無人のゴールに突き刺さったボールは,ゴールネットを突き破った。
実験と計算で求めると,このシュートのスピードはマッハ4・8! なんと小次郎のシュートの1・5倍である。


自分が受けてきた中で「一番,心を打たれた授業」

国語,校長の授業,叶うと吐く。苦難,困難,災難これがないことを無難でもこれがあるから有り難い人生。命→人を心臓を一叩き一叩き
中学社会
カンボジアの子どもが1番したいことが勉強であると言うこと。学ぶことができる環境に感謝したいと言う話


いじめの未然防止

・言葉遣い→文部科学省の調査過半数がからかい,冷やかし。教師の介入で9割治る
・教室環境を整えること。ブロークンウィンドウズ現象。人は一時的な大きいストレスより,長く続く小さなストレスの方が精神的に悪い影響を及ぼす。
・自己肯定感の付与。自分が満たされていないから他者へ攻撃を行う。
・グループ活動を通じた絆づくり


いじめが起こったらどう対応するか

被害者 「味方,守る,いじめは絶対に許さない」と言う言葉がけ。

事実確認と学年,管理職へ報連相

加害者 複数の教師で別室にて聞き取り調査,完全に悪者にはしない,背景把握

加害者へ指導

保護者 双方の親,家での指導 必ず家庭訪問

クラス 名前は挙げずに悲しいことがあったと報告,いじめは絶対に許さない,傍観者聴衆の存在

定期的,継続的な面談

自分の教育実践の振り返り

いじめ15万1692件
カウンセラー,ソーシャルワーカー,管理職,養護教諭と協力


体罰をどう思うか

・許されない違法行為,教職全体の信用失墜行為
・指導力の向上→正しい人権感覚,暴力で解決すればいいと教えてしまう
・ストレス解消法


プログラミング学習について

目的は論理的に(順序立てて)考える力をつけること
・大学でのプログラムの経験を生かす
・答えを出す過程に注目
・模範解答にこだわらない
・児童が主体的に学べる場を作る


教師になったら不安なこと

・保護者対応(実習で意識はした)
・短所で挙げた心配症からくる事務処理の遅さ


教育アシスタント

学んだこと
朝の様子をとらえることの大切さ 昇降口で毎日挨拶→先生聞いて
教師の細かい工夫 ・引き出しを出させて帰る
・クラス写真を子供の手の届かないところへ配置する。(いたずらの予防)
・授業で集中が切れた際に全員を立たせる活動を取り入れる。


叱る基準

・命の危険があるとき
・人を傷つけたとき
・ルールを破ったとき


1分で自己PRをしてください。(最後に何かありますか。)

私は小学校4年生で素晴らしい恩師と出会いそこから今まで教師になることを将来の夢として歩んできました。私は教員になるにあたり,今の教育現場ではどのような優れた実践が行われているのかを学ぶため教育新聞を購読して勉強しています。また〇〇市の小学校で教育アシスタントをしています。毎朝,児童玄関に立って挨拶をすることや,児童と休み時間に遊ぶこと,学習支援に入ることを通して,児童理解を学んでいます。教員採用試験後もこれらのことを続けていき,四月からの自分が受け持つ児童のためにたくさんの知識や経験を積みます。教師になった際には自分の長所であるコミュニケーション能力を充分に発揮し児童や保護者としっかりとした信頼関係を構築します。児童のために学び続ける態度を忘れず教材研究や,研修に積極的に参加し,初心を忘れることなく日々成長します。これらの積み重ねを経て私は絶対良い教師になれると確信しております。

 point

 

・最後の一言。ここでは意欲を伝える。

・自信を持って言い切る

終わりに

このノートを見ながら,自分の面接ノートを作ってみてください。

 

教員採用試験は,講師で働いている人が多く受験します。

 

そのため,準備する時間が少ない受験者も多いです。

 

面接ノートを作成することは,間違いなく他の受験者との「ちがい」につながります。

特に,新卒の受験生の皆さん,1回目の受験が一番のチャンスです。
(2年目からは働きながらの受験になり,求められる解答のレベルも上がるため。)

 

また,面接の中で場面指導の質問をされる自治体が多いと思います。
面接がうまくいっているのに場面指導で減点されてはもったいないです。
私は,この本で勉強しました。参考になれば嬉しいです。



これを読んで,来春,合格したあなたが,教壇に立って笑顔で授業できますように。

あわせて読みたい小論文の対策

【新卒一発合格】教員採用試験の小論文対策

では〜

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