【教師必見】学校で使える心理学7選

こんにちは,しろです。

今日は,数ある心理学の中から,学校現場で使えるとっておきの心理学を7個紹介します。

こんな人におすすめ

 

・教師としてもうワンランク,ステップアップしたい

・自分の教育実践に自信を持ちたい

自分の教育実践ってなんとなくというか,自分が受けた教育の反映というか・・・

根拠のないところで行っているという人も少なくないと思います。

私もそうでした。

同じことをしていても心理学の裏付けがあると自信を持って指導にあたれると思います。

子どものより良い成長のために!!!

では,いきましょーう!

学校で使える心理学

この記事は以下の本を参考に書いています。

 





班の人数の最適数は3人

ブレーンストーミングは3人が最も多い案が出るそうです。

日本には「三人寄れば文殊の知恵」ということわざも存在しますが,その通りだそう。

人数が増えれば増えるほど手を抜く人が増えるようで,

これを心理学用語で『社会的手抜き』や『フリーライダー現象』と言います。

それを確かめるために,
リンゲルマンの綱引き実験という心理学の実験があります。

リンゲルマンの綱引き実験:1人から8人に綱を引かせてどれだけ綱を引く力が変化したのかを測る実験

 

人は人が増えることで無意識に手を抜いてしまうのです。

人数の関係や男女の比を考えても4人班までが効率の良い人数ですね!

 

 

あいさつや頼み事の前に名前を呼ぶ

・「おはよう」と声をかけても小さなあいさつか返答がない

・「電気を消して」と頼んでも誰も動かない

 

なんてことないですか?

これも実は,社会的手抜きが起こっているんです。

子どもたちは別にあなたのことが嫌いなのではなく,
『誰かがやるだろう』って無意識に手を抜いているのです。

手を抜かせない方法として『ターゲッティング』と呼ばれるものがあります。

「30代の女性向け〜」や「内臓脂肪が気になり出したあなた」など
CMでもよく使われていますね。

 

名前を呼んだり,「そこの3人で〜して」とターゲットを絞ることで子どもたちは簡単に動かせます。

中でも,

「力持ちの人,これ持って」

「早く終わってまだ余裕ある人,この問題解いて」

など

プラスのターゲッティングをすると子どもたちも上機嫌で乗ってきます。

 

 

あなたたちはすごいと洗脳する

これはピグマリオン効果プラシーボ効果を使ったものです。

ピグマリオン効果:教師からある程度期待されている学生の方が、全く期待されていない学生よりも良い成績を収めやすいというもの

期待をされていることで保護者や他の児童からの対応が変化し,本当にその通りに成長するそうです。

プラシーボ効果:本来は薬としての効果を持たない物質によって、得られる効果のこと

睡眠薬と言われて渡されたビタミン剤を飲むと眠くなるというのは有名な話ですね。これは子どもへの指導にも当てはまると思います。

「このクラスは今まで持った中で一番動くのが早い」

「あなたはとても賢い」

など子どもを正の方に洗脳するのです。

そうすると,少しずつその方向に成長していきます。

教員の言葉がけって大切なんですね。

洗脳と聞くとちょっと怖い気もしますが
子ども達をその気にさせるという意味です。

 

 

ゴミは必ず拾う(拾わせる)

 

お?当然じゃん

と思われた方,そうなんです。当然なんです。

が,なぜゴミを拾わないといけないか子どもたちにどう説明していますか?

「自分たちの教室が綺麗だかと気持ちが良いから??」

実はこのゴミを拾うことを始めとした教室環境の整備にもちゃんとした根拠があります。

これはアメリカのケリング博士が提唱した現象で「ブロークン・ウィンドウズ現象」というものがあります。

日本語に直すと割れ窓理論です。

ブロークン・ウィンドウズ現象:街に窓の割れた1台の車を放置すると重大事件が増加する現象

人は

ケンカなどの大きく短いストレスよりも

常にゴミが落ちているなどの小さいが長く続くストレスに弱い

ということが研究からわかっています。

・ゴミは必ずすぐに拾う

・机はこまめにそろえさせる

・机の横に無駄なものはかけない

など

教室環境を整えることはケンカやいじめをなくすことに繋がります。

アメとムシを使い分ける

アメとムシね

うん

アメと・・・

ム・・・・

ムシ???????

 

そう。アメとムシなんです。

よく聞くのは『アメとムチ』ですよね。

いいことをしたらアメ(褒める)を与えて悪い行いにはムチ(叱る)を与えるというものです。

ですが,小学生にはこのムチさえもアメに感じると言うのです。
どう言うことか。

自分の教室を想像してみてください。

注意されるのを待っている子や悪いことをして注目を集めようとしている子
いませんか?

注意することがそのよくない行いを助長してしまうんです。

そこで,使うのがムシです。

いえいえ無視です。

悪い行いには反応をしません。

周りの子にも反応させません。

もちろん子どもにもよりますが,

この無視は結構効果的だと思います。

子どものその行動。特性かもしれません。
合わせて読みたい↓
教師のための学校で使える発達心理学

低い声ゆっくり話す

私,教員採用試験の面接練習で「自分の教員としての強みは大きい声が出せることです。」なんて言ったことがあります。

今思えば本当に恥ずかしい・・・

さて,子どもに大事な話をするとき,どんな声の高さで,どんな速度で話すのが模範回答でしょうか。

はい,見出しの通りです。

結論:低い声でゆっくり話す

これが心理学的正解です。

人は声の高さ,スピードで以下のような印象を持ちます。

職員会議の提案 → 低く早口
子どもの悩みを聞くとき → 高くゆっくり

のように使い分けも大切ですね。

やばい家庭はとりあえず行く

何年も先生をしていると,相当大変なお子様と言いますか,ご家庭と言いますか。

今年は大変になるなーって予測できる年ありますよね。

非行児童生徒,モンスターペアレント,ネグレクト・・・問題は多岐にわたります。

で,問題が起こるたびに生徒指導案件となり,残業時間が増え,寝不足で・・・という負の連鎖です。

そんな中で,とりあえずすぐにできること。それが

家庭訪問です!!!!!

え,え,え,え〜〜〜〜めんどくさいし,それこそ残業時間増えるじゃん。

わかります。ただ,問題が起こる前に家に行き,たわいもない話を10分して帰るだけで親や子と少しだけ良い関係が築けます。これは単純接触効果という心理学によるものです。

単純接触効果:顔を見る回数が増えると相手が好意を持ちやすくなる。

顔を見せるだけで,少しだけ好かれるのです。

学生の時って,社会に出た後より恋愛多い感じがしませんか??これも教室で毎日顔を合わすことから説明できます。

私は「やばい。」と思った家には1〜2週間に1回以上は家庭訪問するように心がけています。

「お母さん,お父さん忙しいのにすみません〜〜家庭訪問で近くに来たのでついでに〜〜」

って突然行きます。

これを使う理由は2つ。

1つ目は,事前に連絡すると構えられるし,行くのに理由がいる。

2つ目は,他の家にも家庭訪問していることが暗に伝わり,変な心配をかけない。

事前に好感を持たれておけば,トラブルが大きくなりにくいですね!

合わせて読みたい↓
教師のための学校で使える発達心理学

学校で使える心理学をもっと学びたい方へ

 

「ほんまでっかTV」でもお馴染みの植木先生の本です。何より読みやすく,理論だけではなくどう使うかが書かれていて勉強になります。この記事での班の人数は3人やアメとムシについてはこの本を参考にしています。

言わずと知れた名著です。DaiGoさんの話は科学的根拠がしっかりあるので信憑生が高く感じます(権威性)。対象者をどう動かすかが具体的に書かれていて,子どもたちを動かしたい私たちにとってピッタリな本です。名前を読んで頼む何かを頼むというのはこの本を参考にしています。

たくさんの大学の研究結果をもとに書いてあるため納得させられてしまいます。子どもを洗脳する(プラシボ効果)はこの本を参考にしています。文字数も少なく取り掛かりやすい本です。

おわりに

今回は簡単に扱えそうなものを中心に7つを紹介しました。

少しでも,皆さんの教員スキルの向上に役立てれればいいなと思っています。

評判が良ければ第二弾も書いてみたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です