しろ
教員として、児童生徒たちとのコミュニケーションを円滑に取ることは非常に重要です。
「そんなのわかってるよ!」
子どもだって十人十色。なかなか全ての子どもと円滑になんて無理!!!
そんな大前提を置いた上で,
でも
やっぱり一人でも多くの子どもと繋がりたい
そう思うのが教師ですね
以下は教員が児童生徒と円滑なコミュニケーションを取るために意識すべき7つのポイントです。
Contents
1,聞き上手になる
児童生徒が話をしているときは、目を合わせ、真剣に耳を傾け、相手の話を理解するようにします。
質問をしてきた生徒に対しては、的確に答えることが大切です。また、質問してきたこと自体に
「自分のわからないところがよくわかっている質問だね。」と評価するなども重要です。
相手の話を最後まで聞く
聞き上手になるためには、相手が話している内容を最後まで聞くことが大切。
相手の話を途中で遮ったり、自分の意見を先に述べたりすると、
相手が話したいことを聞いていないと感じることがあります。
相手の話を最後まで聞くことで、相手が伝えたいことを理解し、
より良いコミュニケーションを取ることができます。
質問をする
相手の話を聞くだけでなく、質問をすることも聞き上手になるための重要なポイントです。
相手の話を聞いているときに、自分が理解できない点や気になる点があれば、積極的に質問することで、
相手とのコミュニケーションを深めることができます。
また、相手の話に興味を持ち、質問をすることで、相手が自分に対して話しやすくなり、
より良いコミュニケーションを取ることができます。
フィードバックをする
相手の話を聞いた後は、相手の話を受け止めたことや自分の理解を示すために、
フィードバックをすることが大切です。
相手が話した内容を簡単にまとめたり、相手の話に共感したりすることで、
相手が自分の話が聞かれていると感じ、より良いコミュニケーションを取ることができます。
また、フィードバックをすることで、相手との認識のズレがないか確認することもできます。
2,ポジティブな態度で接する
生徒たちと接するときは、常にポジティブな態度を心がけ、生徒たちがやる気を出すような言葉をかけましょう。
たとえば、生徒たちが問題を解くのに苦戦しているときは、「大丈夫、一緒にがんばろう。」というような言葉をかけ、
生徒たちの自信を取り戻すようにしましょう。
笑顔で接する
人は、笑顔で接されると気持ちが和らぎ、よりポジティブな気持ちになります。
そのため、相手と接するときには、笑顔で接することが大切です。
笑顔で接することで、相手に自分が親切で友好的な人物であるという印象を与え、
相手との信頼関係を築くことができます。
肯定的な言葉を使う
子どもに対して肯定的な言葉を使うことも、ポジティブな態度で接するための重要なポイントです。
例えば、相手が何かを成し遂げた時には、「よくがんばったね!」というように、肯定的な言葉を使うことで、
相手のやる気を高めることができます。
また、子どもが困っている時には、「大丈夫、一緒に考えよう」というように、
言葉をかけることで、相手が自信を持って問題に向き合えるようになります。
3,目を合わせて話す
子どもたちと話すときは、目を合わせて話すことが大切です。
相手の目を見て話すことで、自分の言葉に自信を持って伝えることができます。
また、生徒たちにも目を合わせて話すように促すことで、
子どもたちの自信やコミュニケーション能力を向上させることができます。
目を合わせると相手の意思表示や感情を読み取りやすくなる
相手の目を見て話すことで、相手の表情や目線の動き、
その人が感じている感情を読み取ることができます。
そのため、相手がどう感じているかをより正確に把握し、
自分の言葉や態度を適切に調整することができます。
相手との信頼関係が深まる
目を合わせることで、相手に自分が真剣に向き合っていることを示すことができます。
子どもが「宿題を忘れた」と言いにきた時や忘れ物を伝えにきた時は必ず目を見て
コミュニケーションを取ります。
相手に自分を信頼してもらうことができ関係をより深めることができます。
コミュニケーションの質が向上する
目を合わせることで、相手との距離感が近くなり、より良いコミュニケーションができるようになります。
また、相手が自分に向けて話していると感じるため、話を聞き逃すことが少なくなります。
4,非言語コミュニケーションを意識する
子どもたちとのコミュニケーションには、言葉以外の非言語コミュニケーションも重要です。
身振り手振りを使う
手を動かしたり、体を傾けたりすることで、相手に自分がどんな気持ちで話しているのかを伝えることができます。
例えば、「3つ話します」というときに,
3と指で示すだけで視覚的にも児童生徒は理解できます。
マスクで表情が見えにくい分,身振りは大切になってきます。
表情を豊かにする
顔の表情は、自分が感じている感情を相手に伝えることができます。
笑顔で話すことで、相手に対する好意や親しみを示すことができます。
目線を合わせる
目線は、相手に対する関心や興味を示すことができます。
相手に目を向けることで、自分が相手に対して注意を向けていることを示すことができます。
深い話や言いにくいことを話す際には,あえて目線を合わせないことも必要です。
声のトーンやテンポを使う
声のトーンやテンポは、話し方によって相手に伝える情報が変わります。
例えば、以下のような効果があります。
5,話題を共有する
生徒たちとのコミュニケーションを円滑にするためには、
共通の話題を見つけることも大切です。
たとえば、昨年なら「鬼滅の刃」や「フォートナイトなど」最低限の知識を持つことで
子どもたちとの距離を縮めることができます。
6,信頼関係を築く
児童生徒たちとの信頼関係を築くことも、円滑なコミュニケーションを取るためには重要です。
たとえば、生徒たちの悩みや問題に真剣に向き合い、解決策を一緒に考えることができるようにすることで,
児童生徒たちから信頼され,
教員として認められることができます。
共感を示す
子どもたちは、自分が理解され、受け入れられていると感じると、教師に対して信頼感を抱きます。
そのため、教師は子どもたちの話を真剣に聞き、共感を示すことが重要です。
子どもたちの気持ちや思いに寄り添い、一緒に考える姿勢を示すことで、信頼関係を築くことができます。
継続的に関わる
信頼関係は、一瞬で築けるものではありません。
教師は、継続的に子どもたちと関わることで、信頼関係を深めることができます。
授業以外でも、子どもたちの話を聞いたり、相談に乗ったりすることで、
子どもたちとのつながりを深めることができます。
約束を守る
教師が子どもたちとの約束を守ることは、信頼関係を築く上で非常に重要です。
子どもたちは、自分が大切にされていると感じると、教師に対して信頼を寄せます。
そのため、教師は子どもたちとの約束を守り、子どもたちにとって信頼できる存在であることを示すことが重要です。
7,自分自身を知る
教員自身が自分自身を知り、自分の強みや弱みを把握することも、
円滑なコミュニケーションを取るためには重要です。
自分自身がどのような教育者であるかを理解することで、
児童生徒とのコミュニケーションにおいても自信を持って取り組むことができます。
終わりに
以上が、教員が児童生徒と円滑なコミュニケーションを取るために意識すべき7つのポイントとその具体例を交えたものです。教員として、生徒たちとのコミュニケーションを大切にし、上記のポイントを意識することで、より良い教育環境を築くことができれば最高ですね。